【直ぐに火葬】最近増えている「直葬」とは?

直葬のデメリット

直葬のデメリットの写真

遺族の負担軽減としてメリットのある直葬ですが、気をつけないとデメリットの方が大きくなる恐れもあります。特に大きな問題となるおそれがあるのが親族からの苦情です。意見の不一致から葬儀を行わなかったことを責められるようなケースです。なかなか納得してもらえることがないため、長い間ずっと責められて、大きな負担になることもあります。直葬にする時には事前に理由を伝えて、納得してもらう必要があります。そのために連絡すべき関係者をリストアップしておくと安心です。故人の知人についても苦情まではいきませんが、同じようなことに発展することがあります。通夜や告別式がなかったことでお別れを言えなかった方が個別に訪問されて相手をしなければならない恐れがあります。通夜や告別式のように日にちや期間が決まっているわけではないので、故人の都合で訪問されます。なかなかお断りすることも難しく、いちいち受けなければいけないため精神的にも負担が大きくなります。もう一つは受け入れてくれる葬儀社が少ないと言うこともあります。地域によっては受け付けてくれるところがないかもしれません。故人とのお別れは重要なことと考えられていて、それを省略することは考えられない地域もあり、なかなか受け入れてもらえないかもしれません。直葬にしたいと申し出てからぞんざいな扱いをされたと言う話もあります。まだまだ一般的には受け入れられていない葬儀の方法と言えます。